『創造論vs.進化論!』

十字架

―「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神」(使徒17:24a)―《使徒17:16-34/今回は17:24a》

【復習】

●前回のメッセージを振り返る事から始めましょう。使徒パウロがユダヤ人たちに説教する時、彼は旧約聖書から始めました。しかし、聖書の教えを知らない異邦人に対しては、この天地が最初に創造された時の原因について説明する事から始めました!前回のメッセージでお伝えしましたように、原因があるゆえに結果がある、すなわち因果関係を、異邦人への宣教の糸口としてパウロは用いました!そこで、その因果関係の世界における原因のない最初の原因というものが何のか、そこにアテネの人々の目を向けさせました!そして、パウロは、彼らが「知らずに拝んでいる」神(17:23)、すなわち彼らにとってまだ「知られていない」まことの「神」こそが、その原因のない最初の原因であるお方なのだという事を紐解いて行くのでした!

●14年前、在りし日の安倍総理大臣が、東日本大震災から三年を迎えた時、次のように語りました。「これからはハード面の復興のみならず、心の復興に一層の力を入れて行きます」、と!人間が心と体から造られている生き物である、という事をよく表している言葉でした!前回のメッセージで特に印象に残っている言葉は、知性は知的存在者である神から、そして道徳心は道徳的存在者である神から来るという事でした!しかし、それにもかかわらず、日本を含め全世界では、知性と道徳心は進化の過程の中で、物質から偶然に発生して来たものだと教えられ、そう信じ込まされて来ました!また一方、人々は、「『神はいない』と言(って)」無神論をかざしますが(詩篇14:1)、そうする理由は、罪深い生き方に対する神の裁きを退けたい人々の訴えであるという事を、聖書がはっきりと指摘していました!進化論の渦巻く中で、まことの神が知られ得る神であるという事を伝える事が、この失われた世界の人々に対するクリスチャンからの希望のメッセージであるという事を学びました!

【前置】

さて、今回から二回にわたって、原因のない最初の原因となったまことの神がどのようなお方であるのかという点について、五つのポイントで学びます。11年前に、このメッセージを取り次いだ時には、その五つのポイントを一回のメッセージで語りましたが、それには無理がありあしたので、今回はより丁寧にお伝えするために、二回にわたってお届けする事にします。一回目の今回は、一番目の創造者について取り上げます。次週の二回目のメッセージは、二番目の支配者、三番目の供給者、第四の統制者、そして五番目の顕示者です!その一回目の今回は、「進化論」にメスを入れます!進化論仮説によって目をふさがれている多くの人々の目が開かれるために、今回のメッセージが用いられる事を願っています!前回同様に、今回もまた聖書に基づく“理科の勉強の時間”というふうになると思います!

●今回のメッセージの主題は、『創造論vs.進化論!』で、副題が「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神」(使徒17:24a)です。それでは、全体並びに今回のアウトラインに目を通して、メッセージの流れの主要ポイントを押える事にしましょう。

―1―

【全体のアウトライン】

[1]まことの神がおられる事を認めること(使徒17:22-23)/前回(二回目)/済

[2]まことの神が誰であるのかを認めること(使徒17:24-29)/今回&次回(三回目&四回目)

[3]まことの神が言われた事を認めること(使徒17:30-34)/次々回(五回目)

【今回のアウトライン】

[2]まことの神が誰であるのかを認めること(使徒17:24-29)

1)まことの神は創造者であらあれる!(使徒17:24a)/今回

2)まことの神は支配者であらあれる!(使徒17:24b)/次回

3)まことの神は供給者であらあれる!(使徒17:25)/次回

4)まことの神は統制者であらあれる!(使徒17:26)/次回

5)まことの神は顕示者であらあれる!(使徒17:27-29)/次回

【本論】 それでは、本論に入りましょう。

[2]まことの神が誰であるのかを認めること(使徒17:24-29)

1)まことの神は創造者であらあれる!(使徒17:24a)

●さて、24節前半の一番目のポイントですが、パウロは大胆に、まことの神は「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった」創造者であられると断言しました!その力強い真理の宣言は、多くのアテネの人々へ衝撃を与えたに違いありません!なぜなら、パウロの話しを聞いている人々中には、「エピクロス派とストア派の哲学者たち」(17:18)がいたからでした。「エピクロス派」の哲学者たちは、物質は永遠なもので、人の魂も肉体も神々も全て物質から成り立っていると信じていました。彼らにとって神々とは、自分たちと関わる事のない遠くにいる存在であり、また創造者という概念は全くありませんでした。一方、「ストア派」の哲学者たちは反対に「汎神論」を唱える者たちで、全てのものに神が宿っており、全てのものは神の一部である、すなわちどこにでも神々がいるのだと信じていました。この両者はそれぞれ、神々の存在を否定する者たちではありませんでしたので、それを足掛かりに、パウロは彼らに対して、また他のアテネの人々に対して、まことの神を紹介して行くのでした。

●二千年前のアテネの時代と同様に、現代においても、唯一まことの神は天地宇宙の創造者であられ、「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった」という真理は、多くの人々に受け入れられていません!天地万物の起源を示す説明で、日本を含め世界の多くの人々に受け入れているのが「進化論』です!これは、唯一まことの神を敬わない人々によって広められた仮説です!この「進化論」は、「万有引力の法則」のように、科学的な事実として確立しているかのように教えられている理論です。多くの熱狂的な支持者たちがいるのですが、残念な事に、その中には、公に、聖書の神を信じていると言う多くの人々も含まれています!しかし、進化論は、科学的な理論ですらありません!なぜなら、進化論は観察が可能な理論ではなく、再現可能な理論でもなく、または検証可能な理論でもないからです!ましてや、確立された事実でも何でもありません!あくまでも、仮説に過ぎない理論です!

―2―

―熱力学VS進化論/化石VS進化論―

●更に、実際のところ、科学的な証拠というものは、むしろ「進化論」に反対しているというというのが事実です!その代表的なものを二つの事実を取り上げましょう。一番目が熱力学の第二の法則で、その法則は、進化は論理的には不可能であるという事実を示しています!二番目は化石の記録で、その記録は、進化は起こらなかったという事実を示しています!(Wow!& Wow!)

―熱力学VS進化論―

●それでは具体的に、進化に反対している科学的な証拠の一番目を取り上げましょう。熱力学の第二の法則というのは、科学のあらゆる分野で最も確立された原理の一つです!どういうものかと言いますと、事物というものは、より秩序立った状態からより秩序立たない状態へと進む傾向があるという点です!それを平易な言葉で表現しますと、自然に放置されたものは、次第にその原形を失って行くという法則です!例えば、新車は時間の経過とともに中古車になり、中古車は時間の経過と共に廃車になります。これを科学者たちは、熱力学の第二の法則と呼んでいます!生物にしてもこの法則が当てはまります!赤ちゃんが産声を上げて誕生し、時の経過と共に成長します。赤ちゃんから幼児へ、幼児から小学生へ、小学生から中学生、高校生、大学生へ、そして成人して社会人へと成長します。それから、中年へ、老年へ、そしてその肉体は滅びます。これを、熱力学第二の法則と呼んでいます!何にでも適用できます。全ての動植物、微生物から恐竜に至るまで、全ての生き物、全ての物質、全ての人工物はいずれ崩壊の方向へ進むのです!この地球を含め、この天地万物でさえ、最後は崩壊すると聖書も教えています!

●ところが、「進化論」は驚くべき事に、全く逆の事が起こると主張しているのです!「進化論」によりますと、「宇宙は混とんとした状態から、次第に形を整え、秩序が生まれて来て、そこに生命が生じ、今日まで進化を続けて来た」と主張します!※1『進化論』を熱力学の第二の法則と調和させようと試みて来ましたが、それは成功するはずがありませんでした!むしろその試みは、科学の世界で堅く確立された熱力学第二の法則に対して、進化が真っ向から対立している事を証言していました!(Yes! & Yes!)著名な無神論者であるアイザック・アシモフでさえその原理を認めて、「私たちの知る限り、全ての変化というものは衰えるものであり、秩序が失われ、そして崩壊する方向に進んで行く」という事を認めました!

―化石記録VS進化論―

●となりますと、進化が確かに起こって来たと決定する唯一残された方法というのは、地球の生物の歴史を刻んで来た化石の記録という事になります。有名な百科事典や生物辞典また学校の教科書に至るまで、どれも、化石によって進化論を証明しようとする試みで溢れています!しかし、逆に、この化石の記録ほど、「進化論』をおとしめる材料ないのです!「進化論」は、同系統の生物グループ[魚類・両生類(トカゲ)・爬虫類(ワニ)・哺乳類・人類]の間には、すなわち種と種の間には無数の移行型の化石があると決めつけています!(別紙「種」という漢字を参照)しかし、そのような化石は何一つ発見されていません!なぜなら、もともとないからです!移行型の化石なんて存在しないのです!オクラホマ大学の進化論学者のデイビッドゥ・B・キッツでさえ、次のようにコメントしています。

―3―

古生物学(化石学)が「化石によって進化を『見る』手段を提供する」という可能性はありますが、それは、進化論者に対していくつかの厄介な問題を引き起こして来ました!その最たるものが、化石の記録には「空白」が存在するという事です!それぞれの種の化石はあるものの、種同士の間を結ぶ化石が発見されていないのです!それぞれの種に属する化石同士の間には大きな隔たりがあるという紛れもない事実があるのです!それは、進化論者に対して、最も厳しい事実を突き付けています!進化論者は、種と種の間には中間型の化石があると主張していますが、古生物学(化石学)はそれを示す事ができないのです!※2(後で別紙参照せよ)

●恐らく現代における最も著名な進化論擁護者であるハーバード大学のステファン・グルドさえも、率直にその事実を認めて次のようにコメントしています。

化石の記録において、移行型の化石の存在がないという紛れもない事実は、古生物学の最大の謎の一つとして残ったままです!教科書に描かれた進化の系統樹(「系統樹」別紙参照)、すなわち原生生物界から菌界へ、そして植物界や動物界へ進化したという流れは、その系統樹の枝の先端と分岐点のみのデータを有しています。残りの部分がいかに合理的な推論を立てても、化石による進化論の証明とはなり得ません!※3(「系統樹」の図を提示)

●そのような経緯を経て、進化論を擁護する学者たち自身が、ダーウィンが発表した『進化論』から121年後に、その仮説を否定する事となりました!それは、1980年にアメリカのシカゴに集まった進化論者たちの会議の場で公式に否定されました!それで今は、どのように進化論仮説を証明するのかと言いますと、種と種の間の中間型の化石すなわち移行型の化石がないので、突然変異によって魚類から両生類へ、両生類から爬虫類へ、爬虫類から哺乳類へ、そして哺乳類から人類へと進化して行ったというふうに考えるようになりました!というより、最初の原因となった創造者なる神を認めませんので、突然変異という全く科学的ではない理論をもって来て、進化論仮説のつじつまを合わせるようにしたのです!(Wow! & Wow!)(「1980年の出来事」を提示)もし私たち人間が突然変異の産物であったとするならば、人間の存在目的とは何なのでしょうか?人間が生きる価値とは何なのでしょうか?そこには、何の崇高な目的もありません!そうであるなら、人間の命の重みも全くありません!創造者無しの人間の価値というものは、無いのも同然なのです!ですので、この進化論にたったドイツのヒトラーは、劣った民族は次第に淘汰されて行くのだという理解の元に、ユダヤ人の殲滅を謀ったのです!それゆえ、「進化論」が“悪魔の理論”と呼ばれるのはそういう理由からです!

―「進化論信者」・・・?!―

●天地万物の進化が証明できないという事に関して、アメリカで起こった裁判を取り上げて説明を加えましょう。堀越暢治牧師が書かれた「人の生まれた日-進化論と創造論」という著書から引用する事にします。32年も前に、アメリカで、次のような裁判があった事を日本の新聞が伝えています。

1982年1月6日付『朝日新聞』夕刊では、米国アーカンソー州の天地創造裁判を報じて「『天地創造』は科学ではない、米の教育論争『進化論』に軍配」と記している。しかし1983年4月10日付『毎日新聞』は、それにもかかわらず創造論を学校教育で平等に取り扱うべきだとする声は執拗に続けられていると報じて、(続く)                                      ―4―

創造論者たちの動きがアーカンソー州裁判で静まっていないことを報じているのである。創造論者たちは「創造主が存在しない」という立場が科学的立場で、「創造主が存在する」とする立場は宗教であるという考え方に反対するのである。なぜならば、「創造主は存在しない」という立場を前提として、証明なしに用いるなら、「創造主は存在する」という立場も全く同じ前提として用いてさしつかえないことだからである。※4

●前回のメッセージでもお伝えしましたが、神の存在を科学の実験や数学の方程式によって証明できるものではありません!被造物である人間が、創造主である神を証明できるものではないからです!(Right!)それは、創造主が被造物より遥かに勝っている存在だからです!それは、当り前の理由です!しかし逆に、前回のメッセージでお伝えしましたように、私たちの住んでいる因果関係の世界では、神が、実に理に叶ったご自分の存在の証拠の数々を人類に見せておられます!優れた神が、神よりも優れていない人間によって証明され得ないからです!それゆえ、神がご自分の存在を、被造物の中にはっきりと示しておられるのです!

●引き続き、堀越牧師の著書から引用しましょう。

「創造主は存在しない」という立場は科学であり、「創造主は存在する」という立場は、存在することを証明なしに用いているのだから宗教だと言われる。そこで最近では、米国の創造論者は、進化論者のことを「進化論信者」と呼びはじめている。「創造主は存在しない」ということを証明なしに用いているからである。※5(I see!)

そこで、再度申しましょう、『進化論』は科学ではありません!なぜなら、その理論が正しいかどうかを観察して判断する事ができないからですし、また繰り返し証明できる訳でもないからですし、そしてテストする事によって確かめた上で証明する事もできないからです!(Right!)また、アメリカの裁判によって表立って来ましたように、科学的に根拠が無くまた証明できない『進化論』を支持する人々は、もはや「進化論信者」と呼ぶ以外にないのです!

―天地創造についてのパウロの確信―

●さて、再び聖書に戻りまして、24節の使徒パウロの宣言ですが、パウロは、神が「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった」と語りました!神が存在するという一番の確信は、実に聖書の御言葉から来ます!レジュメの裏側に御言葉を記しましたので、それらの御言葉を読む事にしましょう。旧約聖書は、初めに次の宣言から始まっています。「はじめに神が天と地を創造された」、と!(創世記1:1)そして、以下、旧約聖書は次のように断言しています。レジュメの裏のページをご覧ください。

■「幸いなことよ。ヤコブの神を助けとし その神 主に望みを置く人。主は 天と地と海 またそれらの中のすべてものを造られた方」(詩篇146:5-6a)。

■「あなたは知らないのか。聞いたことがないのか。主は永遠の神、地の果てまで創造した方。疲れることなく、弱ることなく、その英知は測り知れない」(イザ40:28)。

■「天を創造した方、すなわち神、地を形造り、これを仕上げた方、これを堅く立てた方、これを茫漠としたものとして創造せず、住む所として形造った方、まことに、この主が言われる。『わたしは主。ほかにはいない』」(イザ45:18)。(続く)                           ―5―

■「主は、御力をもって地を造り、知恵をもって世界を堅く据え、英知をもって天を張られた」(エレ10:12)。

■「ああ、神、主よ、ご覧ください、あなたは大いなる力と、伸ばされた御腕をもって天と地を造られました。あなたにとって不可能なことは一つもありません」(エレ32:17)。

■「イスラエルについての主のことば。天を張り、地の基を定め、人の霊をそのうちに造られた方、主の告げられたことば」(ゼカ12:1)。

また一方、新約聖書は、次のように断言しています。

■「万物を創造した神」(エペ3:9a)。

■「なぜなら、天と地にあるすべてのものは、見えるものも見えないものも、王座であれ主権であれ、支配であれ権威であれ、御子にあって造られたからです。万物は御子によって造られ、御子のために造られました」(コロ1:16)。

■「主よ。われらの神よ。あなたは、栄光と誉れと力とを受けるにふさわしい方です。あなたは万物を創造し、あなたのみこころゆえに、万物は存在し、また創造されたのですから」(黙4:11)。

■「・・・御使いは、右手を天に上げて、天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを造って、世々限りなく生きておられる方にかけて誓った・・・」(黙10:5-6)。

―神が創造者なら、人はどう生きる・・・?―

●そう明確に告げられていますが、神が万物の創造主であるという真実は、多くの人々によって広く退けられています!また、何と、神の存在を信じていると公言する一部の人たちでさえも、その真実を退けています!彼らは、神を進化のプロセスを単に始めた第一の原因とだと見なして、その神は遠くに存在していて、誰に対しても何の主張もされない存在だと考えています!(Wow!)しかし、創造主であられる神はそのようなお方ではありません!進化ではなく、初めから天地宇宙とその中の全ての生き物を完成されて、スタートされたお方です!しかしながら、罪深い人間は、自分たちを創造し、従って自分たちを所有する神に対して責任を負わねばならないという考えに対して不快感をおぼえるのです!(Wow!)

●今回は、24節の「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった神は」という前半の部分だけを解説して終える事になりました。既にお伝えしましたように、ユダヤ人に対して説教する時には、使徒パウロは旧約聖書の御言葉をもって始めました。他方、異邦人に対しては、既に取り上げました小アジアのリステラにおいても(使徒14:15)、またこのアテネにおいても、天地が造られた最初の要因であられる創造者について伝える事から、パウロは始めて行きました!

●そして、次回のメッセージでは、この創造者なる神は、支配者でもあられ、供給者、統制者、そして顕示者でもあられる事をお伝えし、この第二ポイント、まことの神が誰であるのかを認めることという点を締めくくる事にします。それでは、今回のメッセージのまとめと適用に移る事にしましょう。

―6―

【まとめ】 それでは、今回のメッセージをまとめましょう

●今回のメッセージでは、五つのポイントの一つ目の点、まことの神は天地万物の創造者であるという点のみをお伝えしました!偶像に満ちたアテネを訪れたパウロは、神が「この世界とその中にあるすべてのものをお造りになった」と断言しました!全ての存在の原因であられるお方こそが、まことの神であられる事を告げました!しかし、創造者であるまことの神へ近づく事を妨げるために、「進化論仮説」という全く科学的に根拠のない偽りの理論が発表されました!そして、無神論者を通して、サタンは人々をまことの神から離す事に成功したのです!それが偽らざる現実であり、その悪魔の理論をもとに、ナチスのヒトラーは、ゲルマン民族の優位性を掲げて、それよりも劣ると決めつけたユダヤ人の淘汰を訴え、すなわち除去する事を訴えて、あの恐ろしいホロコーストに着手しました!

【適用】 それでは、今回のメッセージを適用しましょう。

●ところで、「進化論仮説」をこの世に広めるに当たってサタンに用いられた人物が、イギリスのチャールズ・ダーウィンでした。彼は自然科学者であり、植物学者であり、地質学者、そして無神論者でした。彼は晩年、「進化論は若い者がやるような未熟な考えです」と言って、死の床を訪れていた知人の婦人作家に対して次のようにお願いしました。「もし聖書に関する教えと、イエス・キリストの救いについて知っているなら教えてくれるように」、と!ダーウィンは、人生の最期の時に、長い間、否定し続けて来た聖書の中に、本当の解決と休み場を見出したのです!そう歴史は伝えているのですが、もしそれが真実であるのなら、それはまさに神の恵みとあわれみのなせる御業です!

●今回聞いたメッセージには、「進化論」という仮説に縛られている自分の家族や友人や知人の目を開くきっかけとなるヒントが多く含まれていました。聖書が教えている創造論とサタンの理論である『進化論』の双方をよく理解し、愛をもってその悪しき仮説の欠点を指摘する必要があります!そうするに当たって、今回お渡しした別紙の資料を有効に用いる事をお勧めいたします。そして、まことの神への信仰へ導くために、私たちクリスチャンが用いられる事を切に願います!

【結論】

■「バルナバとパウロは、衣を裂いて・・・叫んだ。あなたがたがこのような空しい」偶像の神々「から離れて、天と地と海、またそれらの中のすべてのものを造られた生ける神に立ち返るように、福音を宣べ伝えているのです」(使徒14:15b)。

[参考文献]

※1 堀越暢治、『人間の生まれた日 進化論と創造論』、いのちのことば社、1983、p.71。

※2 ジョン・マッカーサー、『マッカーサー新約注解書/使徒の働き13-28』(ムーディー出版、1996)(John MacArthur, The MacArthur New Testament Commentary, Acts 13-28, The Moody Bible Institute of Chicago, 1996, pp.135-138.)

※3 同上、p.137。

※4 堀越暢治、『人間の生まれた日 進化論と創造論』、いのちのことば社、1983、p.58。

※5 同上。